もうひとつの恋
自分が諦めるために言ってるんじゃないかと思ったりもしたけれど、確かに美咲さんに会えない今……自分の中でモヤモヤと何かが燻っているような気がするのは確かだった。
「そうなのかな?」
俺は思わずそう呟いてしまう。
「どのくらい会えてないのかわからないですけど、一度待ち伏せとかして会いに行ってみたらどうですか?
実際、会ってみたほうが自分の気持ちわかるんじゃないですかね?」
そういうもんなのかな?
確かにこのまま会えなくなったら、胸にポッカリ穴が開いたような気持ちになるだろう。
側にいてほしい相手だということは間違いない。
もしかしたらそれだけで充分なのかな?
静かにゆっくりと育む愛があってもいいんだから……
「ありがとう……
小嶋さんのおかげでようやく決心がついたよ
君の言う通り、会いに行ってみる」
彼女は何も言わずに、にっこりと笑って頷いた。
まるで頑張ってねと言ってるかのように……
俺を好きだと言ってくれた小嶋さんに背中を押されて、俺はようやく何かが動き出したような気がした。
「そうなのかな?」
俺は思わずそう呟いてしまう。
「どのくらい会えてないのかわからないですけど、一度待ち伏せとかして会いに行ってみたらどうですか?
実際、会ってみたほうが自分の気持ちわかるんじゃないですかね?」
そういうもんなのかな?
確かにこのまま会えなくなったら、胸にポッカリ穴が開いたような気持ちになるだろう。
側にいてほしい相手だということは間違いない。
もしかしたらそれだけで充分なのかな?
静かにゆっくりと育む愛があってもいいんだから……
「ありがとう……
小嶋さんのおかげでようやく決心がついたよ
君の言う通り、会いに行ってみる」
彼女は何も言わずに、にっこりと笑って頷いた。
まるで頑張ってねと言ってるかのように……
俺を好きだと言ってくれた小嶋さんに背中を押されて、俺はようやく何かが動き出したような気がした。