もうひとつの恋
少し興奮気味に手早く受付の女の子に伝えて内線を切ると、課長の後を追う。
エレベーターに乗り込むと、我慢できずに課長に話しかけた。
「奥さんておいくつなんですか?」
「俺と同じだから32……
何期待してんのか知らないけど、お前より8歳も上だよ?」
俺の密かな楽しみを見透かされたかのようにそう言われて若干焦った。
エレベーターが一階に着いて、課長が先に降りていく。
そのあとに続いて受付に向かって歩いて行くと、ロビーの角に設置されているソファーに座っていた女性がこちらを振り返った。
「――ッ!」
瞬間……息が出来なくなる…
小さくて華奢な体……
肩にかかるくらいのフワフワな髪……
色白で柔らかそうな肌……
桜色の唇に優しげな目元……
エレベーターに乗り込むと、我慢できずに課長に話しかけた。
「奥さんておいくつなんですか?」
「俺と同じだから32……
何期待してんのか知らないけど、お前より8歳も上だよ?」
俺の密かな楽しみを見透かされたかのようにそう言われて若干焦った。
エレベーターが一階に着いて、課長が先に降りていく。
そのあとに続いて受付に向かって歩いて行くと、ロビーの角に設置されているソファーに座っていた女性がこちらを振り返った。
「――ッ!」
瞬間……息が出来なくなる…
小さくて華奢な体……
肩にかかるくらいのフワフワな髪……
色白で柔らかそうな肌……
桜色の唇に優しげな目元……