野球少年に恋をした。
「すごいですね私達!」
そう言って、先輩と向き合った
「今度、一緒に当たりくじ持っていこーな」
「は、はい」
とっても嬉しいな
しばらく歩いて家に着いた
「私の家、ここです」
私は家の門を開けた
「先輩、ありがとうございました」
「いえいえ」
「じゃあ、頑張ってくださいね!明日の準決勝!」
「おう、またな陽菜ちゃん」
そう言って先輩はまた私の頭をポンポン叩いた
私はずっと先輩の背中を目で追いかけていた