野球少年に恋をした。



洸ちゃんは私の手を握ってくれた



「俺も行くから!な?」



「だめ…あし…た…試合でしょ?」



「…陽菜、でも!」



「先…輩に…は言わ…ないでね……約…そ…く」



「陽菜」



私はそこまで伝えて安心したのか、そのまま眠ってしまった



「陽菜!陽菜!」



遠くで洸ちゃんが叫ぶのが聞こえてきた



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