野球少年に恋をした。



「じゃあ、もう一回…。んんっ」



先輩は赤面しながら咳払いをした



「ふぅ〜っ。…では」



「はい」



「俺は、陽菜ちゃんが大好きです。どんな陽菜ちゃんも大好きです」



「…」



私はまた涙が溢れてきた



「もー、陽菜ちゃん泣きすぎ」



「すみません…」



先輩はまた指で涙を拭ってくれた



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