野球少年に恋をした。



やっぱり先輩は野球雑誌に乗るくらいだから人気なんだ



はぁ〜



何か自信無くしちゃったよ


「……菜…ちゃん!陽菜ちゃん!」



ハッと我に返ると先輩が後ろに立っていた



「ほら、打ってみなよ」



そう言ってバットを渡された



女子グループの視線が痛い


「あれ、彼女?」



「いや、無いでしょ」



聞こえてるし



はあぁぁ〜



本当に自信無くしちゃう



私は打席に立ってボールを待つ



女子グループの方からは冷たい視線攻撃



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