野球少年に恋をした。
「確かに見てなかったのは謝る!ごめんな、陽菜」
「……」
呼び捨てが慣れないせいか、陽菜は頬を真っ赤に染める
そんな陽菜が可愛いくてついつい、いじめたくなる
「陽菜?陽〜菜!照れてるの?」
「て、照れてなんか…」
あらあら、また真っ赤にしちゃって
「…先輩、私もごめんなさい。ちょっとしたことで焼きもち妬いてごめんなさい」
「そんなことねぇよ!嬉しかったから…。俺もちゃんと見てなくてごめんな」
そう言って、陽菜の頭を軽くポンポン叩いた