野球少年に恋をした。



「でも、私…」



「大丈夫!激しい運動じゃないし、俺が教えるから!な?」



「は、はい!」



陽菜は瞳を輝かせて、河川敷の一番広い所に駆けていった



「あ、おい!走るなっ!」


「だって嬉しいんですもん!」



「…仕方ないやつだなぁ〜」



グローブを渡すと、付け方がわからないのか試行錯誤している



「グローブはこうやって…」



俺が付け方を教えると嬉しそうに陽菜が笑った



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