野球少年に恋をした。
先輩…怪我しないと良いけどな
「陽菜ちゃーん、カットバン取って」
「はーい」
今は仕事に集中しなくちゃ
「大丈夫ですか?」
色々な人の手当てをしながら、今何の競技をしているのかグランドに目を向ける
今は借り物競争みたいだ
楽しそう…
私が手当てを続けていると声が聞こえてきた
「陽菜!陽菜いる??」
「先輩!」
先輩が息を切らして救護所に来ていた
「怪我したんですか?どこですか?」
私は慌てて先輩の所に駆け寄った