野球少年に恋をした。
洸ちゃんと会うの久しぶりだな
私が先輩と付き合ってから、洸ちゃんと会うことはあまりなかった
「洸ちゃん?」
洸ちゃんは何も言わずにこちらに来た
いきなり、私の頬を両手で挟んだ
「陽菜さ、いつから寝てない?」
「へ?」
「いつから寝てないの?」
「何でそんなこと…」
「心配だからだよ!」
「洸ちゃん…」
「お前、顔色悪すぎるんだよ!心配すんだろうが」
「ありがとう洸ちゃん。でも、大丈夫だよ」
そう言って、洸ちゃんの手から逃れる