野球少年に恋をした。
「りっちゃん…ごめんね。ずっと苦しかった?」
「…謝らないで。陽菜は悪くないから」
「私ね、今でも先輩が好きだよ。だから、洸ちゃんとは付き合わないよ」
「…私、しばらく陽菜と距離置きたいの」
「え?」
りっちゃんの言葉に驚いた
今…何て言ったの?
「私、洸を諦めきれない…陽菜は洸と仲良いから。私が嫉妬しちゃうから…だから…」
「…わかった…」
「ごめんね、陽菜…」
そう言うと、りっちゃんは涙を拭いながら帰っていった
私はその場に座り込んでしまった