野球少年に恋をした。



先輩は目を反らすと、茉里先輩の方へ歩いていった



茉里先輩の腕を掴み、体育館から出ていってしまった


やっぱり…



私はもう…



先輩の心の中にはいないんだ…



私はただ、先輩が出ていった出口を見ていた



しばらく見つめていると、頭がクラクラしてきた



あ…れ?



どうしたんだろう…



目の前が霞む



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