野球少年に恋をした。
大切な人 祐sideー
「陽菜との約束を守れない俺なんて忘れろ…」
俺は夕暮れの教室で陽菜に別れを告げた
すると、陽菜は俺の頬を思い切り叩き俺に言った
「先輩はっ!何か努力しましたか?!夢のために何かしましたか?私は、そんな先輩見てません!」
「…」
俺は何も言えなかった
だって、陽菜が言ってることは正しかったから
「別れたいなら別れてあげますよ!」
陽菜はそう叫ぶと教室を出ていった
俺は追いかけることが出来なかった
馬鹿だな俺…