野球少年に恋をした。



俺がグローブを眺めていると、茉里が言った



「私、祐ちゃんに夢を諦めてほしくないの!」



「茉里」



「右がダメなら左があるでしょ?お願い!夢を諦めないで」



そう言って、茉里は俺を抱き締めた



「茉里…」



俺はそれを受け入れることしか出来なかったんだ



「私、祐ちゃんが好き」



茉里が俺を抱き締めたままそう呟いた



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