野球少年に恋をした。



陽菜が体を張って夢を守った?



それって…グローブか?



そういえば……



俺は確信した



陽菜が俺のグローブを置いてくれたって



合同体育の時間



陽菜がいる



アイツ大丈夫なのか?



しんどそうだ



すると、陽菜と目があった


何かを伝えようとしている瞳だ



陽菜…



陽菜の所に行く前に片付けなければならないことがある



俺は茉里の所に行き、腕を引っ張って体育を出た



「祐ちゃん!どうしたの?」



俺が腕を離すと、茉里はそう言った



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