野球少年に恋をした。



茉里は泣いていた



「ごめんな…茉里な気持ちに応えられなくて。ごめん」



「…うん…っ…その代わり、陽菜ちゃんと幸せになること!約束してくれるっ?」



「あぁ…約束な」



俺と茉里は指切りげんまんをした



茉里は涙を流しながら笑っていた



「祐ちゃん…ありがとう。ごめんね」



「俺も…ごめんな」



そう言って、茉里の頭を軽く叩いた



俺達が体育館に戻ると、人だかりができていた



どうしたんだ?



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