野球少年に恋をした。



俺は人だかりの中に入っていった



そこの中心にいるのは陽菜?!



ぐったり倒れている



「陽菜っ!陽菜」



洸が叫んでいる



俺は人をかき分けて陽菜の所へ行き、陽菜を持ち上げた



「先生、保健室に運んできます」



それだけ言うと、陽菜を抱き抱えたまま保健室へ向かった



「…馬鹿だろ…」



そう呟きながら…



保健室に着くと、先生が驚いていた



「先生、陽菜が倒れた」



「ちょっ…見せて」



俺は陽菜をベッドに下ろし、近くの椅子に座った



先生は陽菜を見てから、布団を被せた



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