野球少年に恋をした。



「実は、あのグローブさ今は使ってないんだ」



「えっ?」



「左投げになったから…グローブ変えたんだ」



「そう…ですか」



グローブ変えたなら…探した必要無かったかな…




「でも、ちゃんとお守りとしていつも持ち歩いてるし、あのグローブ無かったら野球辞めてたし…。とにかくありがとな陽菜」



そう言って、先輩は私の頭をポンッと軽く叩いた



あ…何か久しぶり…



私、先輩に頭を叩かれるの好きだな〜



なんか胸がキューッてなる


先輩も私にときめいたりするのかな?



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