野球少年に恋をした。


先輩は腕を動かして、動きやすいか確かめた



「ありがとう!めっちゃ動きやすい」



「ふふっ。それは良かったです」



私は使った器具とかを片付け始めた



「ねえ、君は1年生?」



「あ、はい」



先輩の急な問いかけに、私はこれを答えるのが精一杯だった



「そっかあ。何で保健室に?」



「あ…えーっと…。私、昔から体が弱くて…」



「そんな細くて小さい体だったらもっと弱くなるぞ」


「は、はぁ…」



「もっと食えよ」



そう言って、先輩は私の頭をポンポン叩いた



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