野球少年に恋をした。



は、恥ずかしい…



私と先輩は向き合って笑った



「ほら、神山君はもう戻りなさい」



「…はーい」



先輩…帰っちゃうのか



すると先輩は耳元でささやいた



「また放課後」



「…はい///」



「じゃあな」



先輩は私の頭を軽く叩いて帰っていった



私は包帯を巻き直した



「陽菜ちゃん」



「はい」



「陽菜ちゃんに会いたいって人がいるんだけど、良いかしら?」



誰だろう



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