野球少年に恋をした。



「あ…」



「陽菜ちゃん…」



う…何か気まずい



沈黙が続く…



「…なさい…」



「え?」



「ごめんなさい」



茉里先輩は頭を深々下げた


「あ、あの!顔をあげてください!」



「ごめんね、陽菜ちゃん。ごめんね」



「茉里先輩…」



茉里先輩は顔を上げると私の肩を掴んだ



!??



「祐ちゃんをよろしくね。絶対、絶対別れないでね」


「は、はい…」



茉里先輩はそう言って去っていった



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