野球少年に恋をした。
私がうつむくと先輩が覗き込んだ
「どしたー?」
私はうつむきながら首を横に振った
「何でもないです…」
私ってまだまだ子どもだなぁ…
しばらく会えないだけでさ…
「陽ー菜!言ってみ」
「…寂しいんです」
「…俺も寂しいよ」
「仕方ないってわかってるんですけどね…あはっ、私まだまだ子どもだな…」
「なら俺も子供だな…」
「え?」
私が顔を上げると、先輩は夜空を見ながら呟いた
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