野球少年に恋をした。



次の日―



学校に着くと、茉里先輩が校門の所で待ってくれていた



「おはよ、陽菜ちゃん」



「おはようございます」



「良く眠れた…感じじゃないね…」



「す、すみません…」



「よし、行こ!もう、みんな来てるよ」



「えっ?」



私は茉里先輩に背中を押されて、みんなが集合している所に行った



「みんな注目!」



茉里先輩がそう言うと、みんなが一斉にこちらを見た


「マネージャー2人が来れないってことで代行の人を連れてきました!東陽菜ちゃんです!」



おーっ



…と歓声が上がった



先輩をちらっと見ると、口をパクパクさせている



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