野球少年に恋をした。



「ふつつか者ですが、宜しくお願いします」



「みんな、陽菜ちゃんは祐ちゃんの彼女だから手を出さないようにね!」



茉里先輩がそう言うとまた歓声が上がった



「おい、お前ら!早く乗り込め!」



監督の指示でみんなが一斉に動き出した



「陽菜ちゃん、行きましょう」



「はい」



私達はバスに乗り込んだ



私が奥に座ると、隣にドカッと誰かが座った



私が見ると、先輩が隣にいた



「せ、先輩…」



茉里先輩は?



バスの中を探していると、一番前に茉里先輩がいた



茉里先輩はVサインしている



気遣ってくれたんだ…



ありがとう…茉里先輩



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