野球少年に恋をした。
「よし!」
私は袖を上げて気合いを入れた
「よいしょっ」
う゛…重い
そんな時、段差でつまずいてしまった
「キャッ!」
あれ…痛くない
目を開けると誰かに支えられていた
うちの学校のユニフォームじゃない
「相変わらずだな、陽菜」
「お兄ちゃん!」
私を助けてくれたのはお兄ちゃんだった
そっか、だからユニフォーム見たことあったんだ
「ったく、重いのを無理に持つなよ!お前、体力無いんだから」
「そ、そんなことないもん」