野球少年に恋をした。



「俺は、月院学園のピッチャー東日向です」



普通に私と同じ名字言ってんじゃん


すぐに先輩にわかるし



「へー、あの東か」



「そう、あの東です(笑)」


「本当に陽菜の元彼なの?」



え?先輩気づいてないの?



私のお兄ちゃんだよ!



「うん、そうだよ(笑)」



「へー」



「じゃあね、陽菜。それと神山くん」



そう言ってお兄ちゃんは、自分のチームの所に戻った


お兄ちゃんの考えがわかんないよ



「陽菜」



「せ、先輩…」



怒ってる?



「俺は気にしてないから」


そう言って先輩はベンチがあるところに行ってしまった



いやいや、あの顔は絶対気にしてるよ!



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