野球少年に恋をした。



「先輩?」



「そしていつか、俺とキャッチボールしような」



「え?」



「じゃあ、陽菜ちゃんまたね!」



そう言うと、先輩は教室を出ていった



先輩が私とキャッチボール?



え?何で?



…期待して良いの??



先輩、私期待しちゃいますよ…



私の心臓はいつまでたってもドキドキが止まらなかった



私はずっと誰もいない教室に立ち尽くしていた


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