Love Again【番外編集】
それだけじゃない。家に帰ると用意されてる晩御飯。
無理して作らなくていいよって言っても、晴香は
『食べなくちゃ、体持たないよ?』
そういって作ってくれるんだ。
先輩についてまわってた時はわりと早く帰れてた。
だから晴香と一緒にご飯も食べれてたんだ。
けれど、1人であちこちまわるようになってからは、そうも行かなくなった。
注文を受けて会社へ戻ってから、その商品の在庫確認やら、伝票作成、ひとつひとつに時間がかかって、気付けばいつも帰りが遅くなる。
それに、先輩からの誘いも断れなくて、真っすぐ家にも帰れなくなってた。
だから、いつの間にか元気をもらうためにかけていた、電話が「今日はご飯いらない」とか「会えない」とか、報告の電話へと変わっていたんだ。
晴香はいつも、『仕事なんだから気にしないで』って言ってくれていて。
そんな晴香の優しさに甘えるようになって…
それがいつの間にか当たり前のようになっていってたんだ
無理して作らなくていいよって言っても、晴香は
『食べなくちゃ、体持たないよ?』
そういって作ってくれるんだ。
先輩についてまわってた時はわりと早く帰れてた。
だから晴香と一緒にご飯も食べれてたんだ。
けれど、1人であちこちまわるようになってからは、そうも行かなくなった。
注文を受けて会社へ戻ってから、その商品の在庫確認やら、伝票作成、ひとつひとつに時間がかかって、気付けばいつも帰りが遅くなる。
それに、先輩からの誘いも断れなくて、真っすぐ家にも帰れなくなってた。
だから、いつの間にか元気をもらうためにかけていた、電話が「今日はご飯いらない」とか「会えない」とか、報告の電話へと変わっていたんだ。
晴香はいつも、『仕事なんだから気にしないで』って言ってくれていて。
そんな晴香の優しさに甘えるようになって…
それがいつの間にか当たり前のようになっていってたんだ