Love Again【番外編集】
俺の家には行きたくないのか?


電話を切ってから、そう思った。



そういえば最近、家に晴香が来た形跡ないな。



前は毎日の様にご飯作って置いてあったり、洗濯とかしてくれてたりしてたのに


最後に来たのっていつだっけ?



仕事の事ばかりで、あまり思い出せないな。



そんな事を考えながら、晴香を迎えにやってきた大学。




正門近くに立つ晴香を見つけて、声をかける。



「お待たせっ!」




晴香はすごくびくつきながら、俺を見て
『あッ…お、お疲れ様!』



そう言った。




??



そんなに驚かせるほど大声出してないんだけど…



不思議に思いながらも、晴香を飯に誘う。




連れて行ったのは、先輩に連れてかれた事のある、居酒屋。



居酒屋といっても学生が利用するような安い店ではない。



少しくらい奮発しておいしいもの食べてもらおう。


そう思って晴香を連れて来た。


なのに、晴香浮かない顔色



「晴香、あまりお腹空いてなかった?」



メニューを見てるようでどこと無くぼんやりしてる晴香に声をかけた。
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