Love Again【番外編集】
トイレから戻って来た晴香は、さっきまでのぎこちなさも消えていた。
よく笑い、よく食べた。
久しぶりに見た晴香の楽しそうな顔。
俺は自分の話はせずに、晴香の話をずっと聞いていたんだ。大学の話とか、友達の話。とにかくすごい勢いで話す晴香。
俺は晴香はこんなに俺に言いたい事がたくさん溜まっていたんだなって思って、ただずっと晴香の近況報告を聞いていた。
『ね、康太、私のあげたYシャツとネクタイ使ってくれてる?』
唐突に聞かれて、無言になってしまう。
「あ〜。実はまだ着てない。なんか勿体なくて。」
誕生日プレゼントと言って渡されたのがYシャツとネクタイだった。
嬉しかったけど本当、勿体なく感じて、まだ着ていなかったんだ。
『…そっか…』
すげー悲しそうな顔をする晴香。
「や、ごめん!せっかく買ってくれたのに。来週からちゃんと着るから!」
そうだよな。晴香が俺の事を考えて買ってくれたのに、それを着ないなんて、失礼だよな。
慌てて言う俺を見て、晴香は
『うん。』
って答えた。
その顔は泣きそうで、けれどすごい無理して笑おうとしていて、胸がズキンとする笑顔だった。
よく笑い、よく食べた。
久しぶりに見た晴香の楽しそうな顔。
俺は自分の話はせずに、晴香の話をずっと聞いていたんだ。大学の話とか、友達の話。とにかくすごい勢いで話す晴香。
俺は晴香はこんなに俺に言いたい事がたくさん溜まっていたんだなって思って、ただずっと晴香の近況報告を聞いていた。
『ね、康太、私のあげたYシャツとネクタイ使ってくれてる?』
唐突に聞かれて、無言になってしまう。
「あ〜。実はまだ着てない。なんか勿体なくて。」
誕生日プレゼントと言って渡されたのがYシャツとネクタイだった。
嬉しかったけど本当、勿体なく感じて、まだ着ていなかったんだ。
『…そっか…』
すげー悲しそうな顔をする晴香。
「や、ごめん!せっかく買ってくれたのに。来週からちゃんと着るから!」
そうだよな。晴香が俺の事を考えて買ってくれたのに、それを着ないなんて、失礼だよな。
慌てて言う俺を見て、晴香は
『うん。』
って答えた。
その顔は泣きそうで、けれどすごい無理して笑おうとしていて、胸がズキンとする笑顔だった。