Love Again【番外編集】
昼間とは違ってひっそりとした大学。
さらに暗い旧図書準備室のある建物へと向かう。
建物の入り口は鍵もかかっていない状態で、ゆっくりと中へ進む。
図書準備室の前で立ち止まり様子を伺った。
微かに聞こえる物音。鼻を啜りながら声を押し殺したような泣き声。
ドアに手をかけて開けると、暗闇の中で動く人影を目にした。
「晴香?」
1歩中へ進むと後ろへ下がる人影。
『来ないでッ!!』
一気に距離を縮めて目の前に立った頃にようやく暗闇に慣れてきた目に入ったのは、泣き顔の晴香。
さらに暗い旧図書準備室のある建物へと向かう。
建物の入り口は鍵もかかっていない状態で、ゆっくりと中へ進む。
図書準備室の前で立ち止まり様子を伺った。
微かに聞こえる物音。鼻を啜りながら声を押し殺したような泣き声。
ドアに手をかけて開けると、暗闇の中で動く人影を目にした。
「晴香?」
1歩中へ進むと後ろへ下がる人影。
『来ないでッ!!』
一気に距離を縮めて目の前に立った頃にようやく暗闇に慣れてきた目に入ったのは、泣き顔の晴香。