Love Again【番外編集】
『こんな可愛い女の子達と飲めるなんて今日はいい日だなあ!』


『先輩、感謝して下さいよ?俺、今日の就職説明会で先輩の会社受けようとしてる女の子探すの頑張ったんすからね!』


『感謝してるって!』



『なら、晴香ちゃんは諦めて下さい。俺、ずっと狙ってたんすから!』



何だこいつら。



就職したがってる女の子を探すために就職説明会の会場へ行ってたのか?


“先輩が面接時の話を聞かせてくれる。”
そうエサをまいて連れて来たって事だ。




酷いな。晴香は純粋に話が聞けると思って来たのに。


真面目に話した後は、その報酬として、仲良く飲めって強要じゃねぇか!



立ち上がって晴香を連れ出そうとした時だった。



『あの、私彼氏いますから。今日はお話聞けて良かったです。この後約束があるので失礼します。』


立ち上がりぺこりと頭を下げる晴香の姿が目に入り思わず身を隠すようにまた座り直した。
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