Love Again【番外編集】
「それは…」

『きっと私の為だよね?これから社会に出る私を不安にさせないようにって。違う?』


それもあるけど…



「晴香にかっこ悪い姿見せたくないし…」



好きな女の前では、見栄はりたいって思うだろ?


『かっこ悪くても大好きだよ!!だからたまには、弱音吐いてもいいんだからね?じゃないとちょっと寂しいもん。』





ぎゅうっと晴香の手を強く握った。



「ありがとな!」



『うんっ!』



これでもかって位の笑顔の晴香。



「じゃあ早速弱音吐いてもいい?…俺腹ぺこ…晴香の作った飯が食べたい…」




『喜んでっ!!』




そして家路を二人仲良く歩いて帰った。




晴香はきっとどんな俺でも受け入れてくれる。

たまには疲れた顔して甘えるのも悪くないかな?



けど…隠れて覗いてた事は俺だけの秘密。





だってあまりにもかっこ悪すぎだもんな…



もうしない。そう密かに誓った。







Fin
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