Love Again【番外編集】
「ああッ!だから泣くなって!!」
泣かれたらどうしていいのかわかんねーじゃん。
『間違っ…たっ…く…上に、怒って…私最…低』
「もういいって!頼むから、泣かないで?」
スカートの裾をギュッと握りながら、頷き、必死で我慢しようとする姿。
その姿が不謹慎かもしれないけど、すっげー可愛くて。
思い切り紗英を抱きしめた。
そっと、遠慮がちに背中に回される紗英の手の感触に、愛しい気持ちがこみ上げてもっとキツク抱きしめる。
いつもなら、“苦しい”とか“離れて”とかいうくせに。きっとまだ自分を責めてるんだな。
「俺こそ…ごめんな?せっかく作ってくれたのに、落としたりして。でもちゃんと食ったから。形は崩れてたけど、すげー旨かった。マジで今まで食べた中で一番旨かったよ」
紗英の背中に回す手に力がこもる。精一杯の力で抱きついてくる紗英。
ゆっくりと体を離して顔を覗き込む。
真っ赤な目に涙をためて俺を見上げる紗英。
「ちょっと早かったけど、ちゃんと受け取ったから。紗英の気持ち。ありがとな!」
まだ泣き止まない顔で、でも一杯の笑顔で頷いた紗英。
泣かれたらどうしていいのかわかんねーじゃん。
『間違っ…たっ…く…上に、怒って…私最…低』
「もういいって!頼むから、泣かないで?」
スカートの裾をギュッと握りながら、頷き、必死で我慢しようとする姿。
その姿が不謹慎かもしれないけど、すっげー可愛くて。
思い切り紗英を抱きしめた。
そっと、遠慮がちに背中に回される紗英の手の感触に、愛しい気持ちがこみ上げてもっとキツク抱きしめる。
いつもなら、“苦しい”とか“離れて”とかいうくせに。きっとまだ自分を責めてるんだな。
「俺こそ…ごめんな?せっかく作ってくれたのに、落としたりして。でもちゃんと食ったから。形は崩れてたけど、すげー旨かった。マジで今まで食べた中で一番旨かったよ」
紗英の背中に回す手に力がこもる。精一杯の力で抱きついてくる紗英。
ゆっくりと体を離して顔を覗き込む。
真っ赤な目に涙をためて俺を見上げる紗英。
「ちょっと早かったけど、ちゃんと受け取ったから。紗英の気持ち。ありがとな!」
まだ泣き止まない顔で、でも一杯の笑顔で頷いた紗英。