Love Again【番外編集】

昼休みを終えて落ち着かない俺。







紗英のクラス体育これからだよな。






溺れたりしねーかな？とか、着替え覗かれてねーかな？とか。






やっぱり心配な俺は最後のＨＲを終えた瞬間、即行で紗英のクラスに走って向かう。






紗英のクラス前で携帯弄るフリをしながら紗英が出てくるのを待ってると。






『お待たせっ！！』





紗英がニコニコしながら俺の近くまで小走りで駆け寄ってきた。






今朝は下ろしてた髪の毛は頭の上でお団子状態にまとまってて。





後ろや横の髪の毛が少しだけ濡れて落ちていた。






『どうだった？泳げた？』






「うんっ。息継ぎ苦しかったけどね。水ちょっと飲んじゃったけどなんとか大丈夫だったよ。」






俺の隣を歩きながら、紗英より泳げない子がいた事や、水が恐ろしく冷たかった事とか話してくれる。