Love Again【番外編集】
『あーあ…せっかく我慢してたのに…』
二人ベッドで抱き合いながらまどろんでいたら不意に充が口を開いた。
充の胸元から顔をあげて、見つめると
『せっかくの計画が台無し。』
力無く笑う充に首を傾げる。
『美里が、“海の見えるホテルなんか素敵!”なんて言うから、こっそり連れてこうとしてたのに。』
「海の見えるホテル?……あっ!?」
思い出した!!
確か、飲みに行ったあの日、泉美が上坂君と旅行に行くなら温泉に行きたいって話し始めて…
『やっと思い出したか?』
頷く私。
「充…聞いてたの??」
だってその話をしてた時、充は話題に興味が無くなったのか、居酒屋に置いてあったTvに体を向けて、見ていたはず。
大好きな野球中継に夢中だったじゃないの。
二人ベッドで抱き合いながらまどろんでいたら不意に充が口を開いた。
充の胸元から顔をあげて、見つめると
『せっかくの計画が台無し。』
力無く笑う充に首を傾げる。
『美里が、“海の見えるホテルなんか素敵!”なんて言うから、こっそり連れてこうとしてたのに。』
「海の見えるホテル?……あっ!?」
思い出した!!
確か、飲みに行ったあの日、泉美が上坂君と旅行に行くなら温泉に行きたいって話し始めて…
『やっと思い出したか?』
頷く私。
「充…聞いてたの??」
だってその話をしてた時、充は話題に興味が無くなったのか、居酒屋に置いてあったTvに体を向けて、見ていたはず。
大好きな野球中継に夢中だったじゃないの。