Love Again【番外編集】
突然の事で赤くなって俯いた私を覗き込むように見てきて微笑む。




『友達が出来たから、とかじゃなくてさ?
生徒会に入ってなかったら、愛夢美とこうして一緒にいられなかったから、だよ?』



そして両頬を両手で包みながらまた触れるだけのキスを何度も繰り返される。



暖かい護くんの唇。



たまに下唇に啄むようなキスまでされて。




外にいるせいで冷たくなった手に挟まれてるのに、私の頬はどんどんと熱くなってく。



キスしてるとどうしても息を止めてしまう私に

護くんは少しだけ口を離してくれるようになった。




それでも繰り返しキスされてるとドキドキも加わって息苦しくなってしまう私は、いつもキスし終わる頃にはクタッとしちゃう。




そんな私をいたわるようにキスの終わりには、いつも最後におでこに優しく口付けてくれる。




見上げる先にはいつも私を優しく見つめる護くんの瞳。




会う度に、触れる度に、
好きが増えてくる。




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