Love Again【番外編集】
早退したのは俺が来ることを想定してってワケではなかった。




だけど俺が原因って言うのは間違いない事実なワケで。




光伸の彼女が怒ってたのも頷ける。





「教えてくれてありがとう。いまから愛夢美に会いに行って許してもらえるまで謝ってくるから」





『ふ、ふんっ。アンタの為じゃないって言ったでしょう?それより、今度泣かせたら承知しないから!』




「肝に命じときます」





最後に釘をさしてから光伸の彼女は立ち去った。






俺も愛夢美の家へと駆け出した。





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