Love Again【番外編集】
とぼとぼと歩く帰路。
家に着く頃にはもう辺りは暗くなっていた。
家の前まで近付くと道路反対側から歩いてくる見覚えのある姿につい立ち止まる。
相手も俺に気が付いたのか駆け寄ってきた。
「有紀、なんだってこんなトコまで……」
『護と愛夢美ちゃんがどうなったのか気になってきちゃった。
護、メールでどうなった?って送っても返事くれないんだもん』
返事できなかったのは、上手いこと仲直りできなかったからなんだけど、そこら辺くみ取ってくれよ。
「…親父が帰ってきたら駅まで送らせるから、飯でも食って待ってろよ。母さんも久しぶりに会うんだから喜ぶだろ」
そう言って有紀を連れて家へと入った。
俺の言う通り、お袋もひとつ年下の妹も有紀の突然の訪問を喜びもてなしてた。
お陰で有紀に愛夢美との事も聞かれる事もなく、俺は愛夢美からメールの返事が来るかもしれないって何度もケータイを確認してしまう。
家に着く頃にはもう辺りは暗くなっていた。
家の前まで近付くと道路反対側から歩いてくる見覚えのある姿につい立ち止まる。
相手も俺に気が付いたのか駆け寄ってきた。
「有紀、なんだってこんなトコまで……」
『護と愛夢美ちゃんがどうなったのか気になってきちゃった。
護、メールでどうなった?って送っても返事くれないんだもん』
返事できなかったのは、上手いこと仲直りできなかったからなんだけど、そこら辺くみ取ってくれよ。
「…親父が帰ってきたら駅まで送らせるから、飯でも食って待ってろよ。母さんも久しぶりに会うんだから喜ぶだろ」
そう言って有紀を連れて家へと入った。
俺の言う通り、お袋もひとつ年下の妹も有紀の突然の訪問を喜びもてなしてた。
お陰で有紀に愛夢美との事も聞かれる事もなく、俺は愛夢美からメールの返事が来るかもしれないって何度もケータイを確認してしまう。