Love Again【番外編集】
日も暮れた頃、私は亜希の家を後にして、家に帰る途中に電話をかけた。
『もしもし。』
「もしもし…」
『俺も電話しようと思ってた。』
「誠、私…誠とはやり直せない。」
誠に会って揺らいだのは事実。ぐいぐいと引っ張ってくれる誠が大好きだった。
だけど…それは、もう過去形。
昔の気持ちが少し残ってただけだったの。
『奈緒、俺は…』
「私は、幸一さんを愛してるの。もう誠に会っても惑わない。何度誠に好きだって言われても、揺らがない。」
あんなにしつこくやり直したいって言ってた誠も、私の声に迷いがないとわかったのか、何も言わなくなった。
私はそのまま電話を切って、誠の名前を電話帳から…削除した。
誠の事だから、納得できない内は、職場に会いに来るかもしれない。
そうなったら少し困るけど、誠が諦めるまで何度でも自分の気持ちを伝えよう。
私が愛してるのは、幸一さんだけだと…
『もしもし。』
「もしもし…」
『俺も電話しようと思ってた。』
「誠、私…誠とはやり直せない。」
誠に会って揺らいだのは事実。ぐいぐいと引っ張ってくれる誠が大好きだった。
だけど…それは、もう過去形。
昔の気持ちが少し残ってただけだったの。
『奈緒、俺は…』
「私は、幸一さんを愛してるの。もう誠に会っても惑わない。何度誠に好きだって言われても、揺らがない。」
あんなにしつこくやり直したいって言ってた誠も、私の声に迷いがないとわかったのか、何も言わなくなった。
私はそのまま電話を切って、誠の名前を電話帳から…削除した。
誠の事だから、納得できない内は、職場に会いに来るかもしれない。
そうなったら少し困るけど、誠が諦めるまで何度でも自分の気持ちを伝えよう。
私が愛してるのは、幸一さんだけだと…