Love Again【番外編集】
朝起きて、ご飯支度をして、お弁当も準備する。



『拓海さん!そろそろ起きて。』



寝ている近くで声をかけ、軽く揺さぶると、拓海さんは割かしスムーズに起きてくれるんだ。…しかめ面だけどね。



『おはよう。』




そうして立ち上がり、立ってる私にキスをした。




驚く私を見て、拓海さんはわざと耳元付近に口を寄せて話し始める。




『昨日、寝る前考え事しててキス出来なかったから、今した。』




寝起きで少し掠れた声で囁かれ、体がドキン!と反応する。



『…そんな顔されたら、襲いたくなるんだけど。』




「ーッ!た、拓海さん!!」




あ、朝から何て事言うのよ。仕掛けたのは拓海さんの癖にっ!



けど…よかった。拓海さん昨日の件、もう気にしてないみたい。
意地悪そうに笑う拓海さんに私はホッとした。
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