Love Again【番外編集】
「もしもし。早坂です。」
今度は間違わないでちゃんと早坂って名乗れた。
拓海さんの苗字を言うのって、なんか慣れなくて少し照れ臭い。
そんな私の横で、固まったまま動かない拓海さんを不思議に思った。
『もしもし!?』
「あ、奈緒!?」
声ですぐに奈緒だとわかり、問いかける。
すると拓海さんは私の側から離れて、キッチンへと戻った。
…以外と心配性だな。そんなにしつこい勧誘だったのかな?
そう思うと、思わず苦笑してしまった。
『ちょっと!今さっき電話したら、早坂主任出たと思うんだけど、名乗る前に切られちゃったわよ!?』
「あれ?さっきの電話って奈緒だったの?きっと勧誘と間違えたんだ。ごめんね?昨日から勧誘の電話しつこくて…」
『“もうかけてこないで…”なんて言われてびっくりしたわよ!本当は亜希の携帯にずっとかけてたんだけど、繋がらないんだもの!』
「あ…マナーモードのまま鞄の中だ。ごめんっ!」
『もう心配したわよ!拓海さんと言い争ってるんじゃないかと思ってたんだから…』
今度は間違わないでちゃんと早坂って名乗れた。
拓海さんの苗字を言うのって、なんか慣れなくて少し照れ臭い。
そんな私の横で、固まったまま動かない拓海さんを不思議に思った。
『もしもし!?』
「あ、奈緒!?」
声ですぐに奈緒だとわかり、問いかける。
すると拓海さんは私の側から離れて、キッチンへと戻った。
…以外と心配性だな。そんなにしつこい勧誘だったのかな?
そう思うと、思わず苦笑してしまった。
『ちょっと!今さっき電話したら、早坂主任出たと思うんだけど、名乗る前に切られちゃったわよ!?』
「あれ?さっきの電話って奈緒だったの?きっと勧誘と間違えたんだ。ごめんね?昨日から勧誘の電話しつこくて…」
『“もうかけてこないで…”なんて言われてびっくりしたわよ!本当は亜希の携帯にずっとかけてたんだけど、繋がらないんだもの!』
「あ…マナーモードのまま鞄の中だ。ごめんっ!」
『もう心配したわよ!拓海さんと言い争ってるんじゃないかと思ってたんだから…』