Love Again【番外編集】
2 関口
ずっと腐れ縁のアイツが、1人の女の子を目で追っていると気付いたのは、いつだったろうか…
『あのっ!!ここ空いてますか!?』
いつもの社員食堂でお昼をとる僕の前に立つ、2人の女子社員。
心の中でため息をついた。
けれど、顔には出さずに微笑む。
『ごめんね。後から連れが来るんだ。』
少しだけ申し訳なさそうな顔をするのも忘れない。
残念そうな女の子達の後方に見えた馴染みの顔のアイツに手を上げ、声をかける。
『早坂!こっちだよ!』
最初は不思議そうな顔をしてた早坂も、すぐに状況を把握してこちらへやって来て女の子達には目もくれずに、僕の前に座った。
まだ諦めない女の子達は、今度は早坂に向かって
『ご一緒してもいいですか?』
と尋ねる。
『断る。』
一言で一刀両断。
…相変わらずだな、と苦笑してしまう。
『あのっ!!ここ空いてますか!?』
いつもの社員食堂でお昼をとる僕の前に立つ、2人の女子社員。
心の中でため息をついた。
けれど、顔には出さずに微笑む。
『ごめんね。後から連れが来るんだ。』
少しだけ申し訳なさそうな顔をするのも忘れない。
残念そうな女の子達の後方に見えた馴染みの顔のアイツに手を上げ、声をかける。
『早坂!こっちだよ!』
最初は不思議そうな顔をしてた早坂も、すぐに状況を把握してこちらへやって来て女の子達には目もくれずに、僕の前に座った。
まだ諦めない女の子達は、今度は早坂に向かって
『ご一緒してもいいですか?』
と尋ねる。
『断る。』
一言で一刀両断。
…相変わらずだな、と苦笑してしまう。