あの空のしたで

学校に着くなり楓と翔太は
玄関に掲示されていたクラス表を確認する

『あ、かえは5組だ!翔太は?』
翔太が自分のクラスを確認すると
『俺は4組!かえの隣のクラスだよ』
『そうなんだぁ、なんか少し残念だね』
『そうだね』
そう会話をしたあと2人は別々になり
お互いの教室に入って行った

楓は教室に入るなり
中学時代の友達の南結菜がこちらにやってきた
『おはよ楓!クラス一緒だからまたよろしくねー』
結菜はそう言いながらニコッと笑った

しかし楓の頭の中には翔太のことしかなかったのだ
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