朱雀の婚姻~俺様帝と溺愛寵妃~
なぜか泣きそうになった。
胸がきゅーっと締め付けられて痛い。
瞳が重なると、自然と柚は瞼を閉じた。
すると、柔らかい感触が唇に伝わった。
暁の背中の衣をぎゅっと掴む。
柚は初めて自分から唇を開いた。
暁の舌先の動きに、身体が熱くなっていくのが分かる。
いつもはそれが妙に怖くて、すぐに唇を離していたが、今日は自ら舌を絡めた。
もっともっと深く暁を感じたかった。
暁と離れたくないと思った。
この気持ちが恋なのだと気付かないまま、柚は暁のキスに溺れていった。
胸がきゅーっと締め付けられて痛い。
瞳が重なると、自然と柚は瞼を閉じた。
すると、柔らかい感触が唇に伝わった。
暁の背中の衣をぎゅっと掴む。
柚は初めて自分から唇を開いた。
暁の舌先の動きに、身体が熱くなっていくのが分かる。
いつもはそれが妙に怖くて、すぐに唇を離していたが、今日は自ら舌を絡めた。
もっともっと深く暁を感じたかった。
暁と離れたくないと思った。
この気持ちが恋なのだと気付かないまま、柚は暁のキスに溺れていった。