曇りのち友情、時々恋


「わーい先生ー!! ハハハ、俺合唱コンクールとかいう行事一度はやってみたかったんすよ!!!」

わーいって・・・・。


「お? お前の前の学校なかったんか??」

「そうなんっす。 なんせ俺の前の学校全校生徒10人でしたから…」

「10人っ?! うそ、まじでっ??」

「おい、かかー!! 俺たちの会話に入ってくんなよー。 なぁ、コウジー??」ニヤニヤ))

「そうだぞー!! 部外者めっっ!!!」

再び笑いあう二人。


なんだお前ら!!!

ラブラブカップルかっっっ?!?!




なるみー・・・
蛍ー・・・

こっちにおいでぇ・・・・。


こんなバカップル(?)の近くに一人でいたくないよぉ・・・・



そう、思った瞬間に蛍が立ち上がって来てくれた。


「今、かかこっちに来てほしいって思ったでしょ。」

うおっ、エスパーっ?!

「目が訴えてた。」

空気を読んでか読まずかなるみもなんか来てくれた。

お二人とも!!!

私の大の親友です!!
心の友です!!!!


そしたら・・・・

「あーーっ!! なるみ!!!」

と、先生は叫んでなるみと肩を組んだ!!!

えっ?!

先生!! なるみがどきどきして死んじゃうよっ!!!!



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