曇りのち友情、時々恋



なるみが話を進める。

「でさぁ~… 今度さ3人で協力しながら自分の恋愛ものの携帯小説書いたらたのしそうだなぁ~って。」




おっ・・・と・・・・??




「おぉーっ。 いいじゃんいいじゃん♪ どうせなら一緒にじゃなくて競争した方が面白くない?? 読んでくれた人の人数でさぁーっ!! うちもなるに勝てたら誇らしいよっ!!! まぁ、当然協力しながらだから自分一人の実力じゃないけど。」




えっ、えっ、えっ・・・・??




「ちょ、ちょっと待って…?? 3人って… あたしもですか???」



う、うちまじで小説なんて書けないっす。
てか、書く気さらさらないっす。
むしろ、書くのいやっす。絶対書きたくないっす・・・。
 




二人がにやぁ~~っと笑う。




「も・ち・ろ・ん」
語尾にハートマーク付きで言われた・・・・・。


やべー

こりゃ逃げるしかねぇーわ。




「ほらぁ~ だってかかさん、作文とかとくいじゃないですかぁ~」

「うんうん♪ なるの言うとおりだっ☆」


うふふふふふふ・・・・ と不気味に笑う二人・・・・。



逃げろっ!!!


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