忘れないよ、きっと
無事、卒業式が終わり、みんな別れを惜しんでいる。
あたしのお母さんは....
あ、いた!
それに陽光のママも一緒!
ラッキー♪
あたしはすかさず寄って行った。
「莉子ちゃん美人になったわよねー」
「いやいや...;」
「さすが百合子ちゃんの娘ねー」
「おいババァ、写真撮ってくんね?」
よ、陽光!
陽光の友達も何人か駆け寄ってきた。
「いいわよ♪じゃあ莉子ちゃんも行こっ」
「..っはい!」
あたしは陽光達の後を付いていった。
―――――
「...じゃあここにしましょ?」
あたしは陽光の隣で、ピースサインをした。
「莉子ちゃん、もうちょっと陽光に近づいて!♪」
「はい..」
やばい...
陽光と肩当たってる!
ドキドキする////
上手く撮れなかったらいいのに...
と思った。
この時間が長く続いてほしかった。
「はい、チーズ!」
カシャ―――――
「「ありがとうございます!」」
みんなでお礼を言う。
「いえいえ、いーのよ♪うふふっ」
そして、みんなは解散し、お別れすることになった。