エンドレス・ツール
04.おじゃまします。
「ははははは!! まじでうけんで~!!」
次の日、あたしの向かい側で爆笑しているなつ。
食堂中のみんなに聞こえるほどの笑い声だから、みんなに注目されている。
「なつ、一回黙って。みんな見てるから」
「だって、三人そっくりな顔であんただけ彼氏いないって……ぶっ、うけんで~!!」
げらげら笑うなつ。失礼な奴だ。
ていうか、そこ笑うとこ?
「だって、ほんまに瓜二つやな、あんたら兄弟!」
なつがあたしの携帯の慶汰と兄貴の写真を見て爆笑している。
「二つじゃないけど」
「でも男としてはいい顔してんなあ。綺麗系ではないけど、男らしいというか」
「どうせあたしはブサイクですよー」
「言ってないやん。璃里香はな、うちと比べたらきついかもしれんけど、見られないってわけでもないんやで。むしろ平均はいってる」
「ありがとう。自分は美人って言いたいわけね」
「まあ、会った夜にやっちゃうくらいやからな」
「そうでした」
合コンで会った彼氏のケイゴくんとその夜頑張っちゃったもんね。
そんなことは、ある程度美男美女じゃなければできない芸当だ。
次の日、あたしの向かい側で爆笑しているなつ。
食堂中のみんなに聞こえるほどの笑い声だから、みんなに注目されている。
「なつ、一回黙って。みんな見てるから」
「だって、三人そっくりな顔であんただけ彼氏いないって……ぶっ、うけんで~!!」
げらげら笑うなつ。失礼な奴だ。
ていうか、そこ笑うとこ?
「だって、ほんまに瓜二つやな、あんたら兄弟!」
なつがあたしの携帯の慶汰と兄貴の写真を見て爆笑している。
「二つじゃないけど」
「でも男としてはいい顔してんなあ。綺麗系ではないけど、男らしいというか」
「どうせあたしはブサイクですよー」
「言ってないやん。璃里香はな、うちと比べたらきついかもしれんけど、見られないってわけでもないんやで。むしろ平均はいってる」
「ありがとう。自分は美人って言いたいわけね」
「まあ、会った夜にやっちゃうくらいやからな」
「そうでした」
合コンで会った彼氏のケイゴくんとその夜頑張っちゃったもんね。
そんなことは、ある程度美男美女じゃなければできない芸当だ。