こうして未来は繋がっていく―黒猫シロと僕―[完]
<シロはおそらのほしになりました。
とってもとってもたのしいいちにちをすごして、「きょうもすてきないちにちだった」とまんぞくしてねむりにつきました。
ぼくとおんなのこは、シロがいなくなっていっぱいいっぱいなきました。
けれど、シロがとってもしあわせなまいにちをすごしていたことをしっています。
たくさんのひとが、シロのためにないてくれました。
シロがいなくなっても、ぼくもおんなのこも、ぜったいにシロのことをわすれません。
シロのこどもがまたこどもをうんで、そうしてみらいにつづくのです。
ぼくは、シロがだいすきでした。
ぼくは、とってもとってもシロのことがだいすきでした。
シロはそらのうえで、ぼくとおんなのこのこれからを、みまもってくれるでしょう。
シロ、ありがとう。
ゆっくりおやすみ。
ぼくとシロのおはなしは、これでおしまい。
またどこかで。>